孤独死

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#孤独死

ニュースでは必ず週に一度くらい高齢者の孤独死は耳にします。
しかし、孤独死は高齢者だけに限ったことではありません。
最近、若い人も独りで亡くなっていることが少なくありません。

私も一人暮らしの友人を失いました。
ご本人と数日前に一緒に過ごしていたのですが、突然夜中に呼吸困難を起こしたらしく、帰らぬ人になってしまいました。
これもある意味、誰かいたら助かっていました。

孤独死と言っても、経済的理由、人生の伴侶がすでに他界されている場合や様々な理由で「おひとり様」になり独りで死を迎えるケースがあります。
おひとり様の場合、セルフケアをされているかどうかがバロメータでもあります。

そして孤独死は平均寿命とは全く関係ない話でもある。
平均寿命に関しては厚生労働省がその歳に生まれてから何年の平均寿命があるかと言う表を出しています。

こちらを参照:第22回生命表(完全生命表)の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/22th/index.html

セルフケアをされていても、私の友人みたいに喘息を患い突然死したケースもありますが、孤独死を迎える人はセルフネグレクトをされてる方が少なくないようです。

つまり住む環境(ゴミ屋敷化)、食べる食材に無頓着、持病持ちでも病院行かず、仕事のみの生活をされている方が課題となるかと思います。この方々たちは社会での居場所を失ってしまった方々たちでもあります。

まず、その方々の職場がどうなっているか見る必要があります。
そして「孤独」と言うのはどういうものなのかを知る必要もあります。
忘れてはならないのは孤独は主観的な意識でもあります。
家族がいても孤独を感じるや、会社でも孤独を感じることもあります。

20年くらい前でした。
家族と一緒にくらしていた高齢者の方が団地で亡くなって数日経っていた現場を。
もちろん、警察が入り、司法解剖になりました。
誰もその人が亡くなっていたとは同じ団地に住んでいても気の止めなかったと言う恐ろしいことが。
同居人がいても孤独死をされる高齢者も少なくないと言うことです。

この場合、孤独というよりも孤立死である。

#孤立死

 


解決策はあるのか?

まず「孤独死」の定義を考えねばならない。
昨今では20代だろうが50代であろうが、65歳以上の高齢者であろうが孤独死があります。
それは一人暮らしなのか、前述の同居人の家族がいても自分の部屋から出てこなく(引きこもり状態)で亡くなったのか。
孤独でもあり、孤立であるのも伺える。

今の社会が様々な形で細分化されて小さい島を作り上げているのも事実である。
仕事場でも同様で、細分化されて、同僚がいても誰にも話をすることが出来ない事実上「孤立」組織でもある。

まずは、内閣府から提供されているデータがある。

http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_6.html

○一人暮らしの高齢者の4割超が孤立死(孤独死)を身近な問題と感じている

  • 孤独死(誰にも看取られることなく亡くなったあとに発見される死)を身近な問題だと感じる(「とても感じる」と「まあ感じる」の合計)人の割合は、60歳以上の高齢者全体では2割に満たないが一人暮らしでは4割を超えている(図1-2-44)。
  • 死因不明の急性死や事故で亡くなった人の検案、解剖を行っている東京都監察医務院が公表しているデータによると、東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数は、平成27(2015)年に3,127人となっている(図1-2-45)。
  • 独立行政法人都市再生機構が運営管理する賃貸住宅約74万戸において、単身の居住者で死亡から相当期間経過後(1週間を超えて)に発見された件数(自殺や他殺などを除く)は、平成27(2015)年度に179件、65歳以上に限ると136件となっている。(図1-2-46)。

この表を見るとかなりの方々が孤独死を心配されているのがわかる。

このようなことを考えると「終活」を進めるだけでは済まないことが伺える。
つまり、人の居場所を作る必要があり、これが孤独死をなくす方法なんだろうと。
それには社会、つまりソサエティが必要となるのだが、高齢になるとどうしても、昔のことを思い出しつつあり、認知症にもなり、さらに人付き合いも億劫になり社会と疎遠になりがちになる。そして多くの男性高齢者が介護施設に入っても、喧嘩腰になったりするのもよく聞く。

さらに日本の場合は欧米と異なり、教会と言うコミュニティが存在しないのでなおさら助けを求めれるセーフティネットがないのも伺える。

今回、フューネラルビジネスフェア2018が終わって、次のエンディング産業展へ向けて活動している中、私自信も「死に方改革」の研究をしていながら、未だに大きな答えを見つけることも出来なければ、一人ひとりへの答えすらない状況である。

ただわかることは、後戻りができない状態で、今すぐに動かねばならない緊急事態の社会である。

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