先ほど新沖縄県知事である玉城デニー氏の記者会見に参加してきました。
知事の父は米軍海兵隊員であり、母は日本人。
一緒にアメリカに渡って暮らす予定であったが、母が周囲の説得なども含めて渡米するのをやめて日本で生まれ育ったとのことでした。
その後、デニー氏は日本で母子家庭の環境で育ち、後に衆議院議員になり、この9月30日の選挙で沖縄県知事として当選し、10月4日に沖縄県知事として就任しました。
さて、この度、母子家庭での相続はどうなるかと疑問に思い、更に「代襲相続人」とは何かを考えてみました。
代襲相続人というのはあまり聞かない言葉ですよね。
実はよくある話なのです。
被相続人の子(相続人)の子が亡くなってしまい、その子(つまり被相続人から見たら孫に当たる)が相続することをいいます。
もし、母子家庭であったら一気に代襲相続となります。
理由は色々とあり、廃除や相続欠格による相続権を失ったときに起きます。
つまり、簡単に言えば、世代を超えた相続の方法です。
私も保険をかけており、万一私も含めて家族が一緒に事故で亡くなったばあ、法定相続人による順番にて相続されるのですが、私の兄弟に相続させたくない場合はきちんと遺言書で明記する必要があります。
そこで更に孫(まだいませんが、いた場合)に相続させたければ代襲相続が発生いたします。
ここで注意したいのは、相続放棄したときです。
親(私の子)が相続放棄したら、その代襲相続の権利を失います。
つまり相続放棄をするときに注意したいところは代襲相続人の権利も失われるということです。