Podcast jFuneral 20200403 葬儀とコロナ

こんにちは、有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
今日のお話は「葬儀とコロナ」の内容です

jFuneralのブログでも書いてますが、こちらでもフォーマットを変更して書きます。
タイムラグにてこちらにもフォローを入れながらYouTubeにアップしました。

今、葬儀場でコロナ対策は何をしているかというと、消毒しかありません。
まして、皆さんが注意しているので大きい葬儀はだいぶ減りました。
下手したら親族を呼ばずに本当に直接の家族のみ、数名だけの葬儀になっています。

では葬儀で色々な課題があります。
まず病院でもし罹患者がお亡くなりになった場合(今回は志村けんさんなど)は病院で納体袋を二重にします。
そこで棺に入れてしまいます。
棺を開けられないように封します。

空気感染はしませんが、遺族に開けられたりするのを避けるためにテープやビニールを撒いて封します。お気持ちはわかりますが、それしかありません。
そして火葬手続きをし、火葬場へ向かいます。

では、どんな状態で葬儀場で感染する可能性があるか?

まず知って欲しいのはコロナウィルスは第二種感染症に指定されています。
一種は天然痘やエボラ出血熱などの空気感染をするものです。

厚生労働省から:
一類感染症 【法】
エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱
二類感染症 【法】
急性灰白髄炎、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群(SARSコロナウイルスに限る)、結核、鳥インフルエンザ(病原体がイ ンフルエンザウイルスA属インフルエンザAウイルスであってその血清亜型がH5N1であるものに限る。以下「鳥インフルエンザ (H5N1)」という。)
三類感染症 【法】
腸管出血性大腸菌感染症、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフス

はい、「重症急性呼吸器症候群」(SARSコロナウィルスに限る) ← これです
今回のコロナウィルス COVID-19 はSARS-CoV-2です

さて、葬儀で感染する場合は
1) ご遺体からの感染
2) 遺族が感染
3) 参列者が感染
4) 葬儀社や関係者から感染
5) 火葬場で感染
6) 仕出しや料理配達の人から感染

感染ルートを特定するのは難しいです。
そして、遅い人だと2週間後に症状が現れます。

次に葬儀の式の途中で感染する場合は、まさしくご遺体が感染しているのを知らずに(最近は少なくない)ご遺体に触れてしまったときです。
これは「湯灌 (ゆかん)でよくあることです。まして、今まで湯灌業者は素手で作業をしている人も少なくなく、私はどれだけ警告を促したか・・・
次に最期のお別れのときにお花入れの儀も同様。

その他で言えば、お通夜!
密接していますよね。
更に一つの寿司の桶からみんなで一緒に食べたりしてました。
飛沫感染しやすいところです。
更に酒が入れば話も進みます。
これでまた飛沫感染しやすいです。

葬儀で他に感染しやすいところがお焼香の順番待ちです。
かなり密接に並んで待ちます。
火葬場でも同様で荼毘焼香で並びます。

もうこうなりましたら手に負えない状態です。

火葬場でも色々と対策を取っています。
そして、今、まさに新たな規制が掛かりそうなのは、火葬場へのお越しの人たちの人数制限。
どうなるやら。

ちなみに、今の段階でコロナが流行しているからと言って、日々の死亡が増えているという事実はありません。
年間138万人の死者で200名ちょっとです。
仮にこれが1万人となったとしても1/138=0.7%です。
現在、衛生に注意しているので、他が下がっているのも確かです。
ちなみに、自殺者は2〜3万人、交通事故死も3500以上、インフルエンザも3500人くらい。
しかし、苦しみがあるかどうかは別です。

衛生面をよく考えて行動なさってください。
葬儀社もできるだけの対策をしております。