最近、終活ブームでもある。
終活どころか、今までブラックボックス化されていた葬儀業界がオープン化しはじめて、更に同業だけではなく、異業種からもビジネスチャンスがあるのかと思われて参入し始めているのが見受けられる。
昨日(2016/09/11)に大田区産業プラザ(京急蒲田駅前)で第4回目のイベントが「終活カウンセラー協会」より開催された。
さて、今回が第4回目と言うことだが、正直なところ、当方はこのイベントのことを初めて知りました。今までは亡くなった後のことを見てきたので、生前からとう人が考えていることまでは手が回らなかったのも事実である。
今回の目玉はあのデヴィ夫人がパネリストとして「就活?」ってことで参加された。
いやいや、ご本人は「終活」と言う言葉を初めてその日に聞いたそうだったが、やはり常に備えありのお方なので話題にご意見をいただけた。そして、ワンちゃんを15匹も飼っていらっしゃるので、本人が先か、犬が先か(ご本人は105歳まで生きるおつもりです)で会場を笑いで賑わせた。
ホームページによると、このイベントは40社(個人事業主を含む)が参加されたそうです。
さて、ここに展示されていたブースにほとんどお話を伺いました。
正直なところ、来年にはそこのブースは無いだろうなと言う浅墓な人たちのいました。
でも、何かと人の役に立ちたいと思って、入って来られたのだろうが、あまりにの事業や葬儀や終活に無知であり、見ていて残念すぎる人たちの。
実は昭和30年代に火葬炉の中に入るブームがあったのは知られていないのが残念すぎる。私よりも年配者ならそれを知っていてもおかしくないが、やはり私みたいに先祖代々葬儀屋を営んでいる家庭ではないので、そう言う過去があったと知らないんだろうなと。
そして、当時の人たちが何故火葬炉に入って寝てみたかと・・・
単なる、長生
きができるご利益があると言うことだからだ(笑)
確かにあれから約60年近く経っているので、当時の人たちは未だに生きているのでご利益はあったのでしょう。そして、昨今は寝心地を試すと言うことで棺の中に入っているとのことです。
保険屋さんもいれば、遺言ノートの販売も、そして老人ホームも積極的でした。
お寺さんも墓地と式場の営業で頑張っていました。永代供養とは何かと。
今ではお寺を経営するのも困難であり、多角経営せねばならない時代にもなったて、更に檀家だけではなく、式場貸しだけではなく、葬儀の獲得まで手を出している。
終活フェスタなので、葬儀社が考える葬儀ではなく、素人が自分の葬儀にこうして欲しいと逆提案する場でもある。散骨も樹木葬も墓地に埋葬もすべて視野に入れる必要がある。そして、葬儀の主役は誰なのかが、棺に寝そべって改めて考える時間を人々は与えられたのだろうと。
もう少し具体的のことはこれから書き足します。